“16歳演技派”山口まゆ、映画「相棒」に続きフジ「明日の約束」レギュラー射止めた
2017年10月08日 05:30
芸能
今年2月公開の映画「相棒―劇場版4―」のヒロインに抜てきされた注目株。同作では、目の前で両親を殺される難役を熱演。まだ16歳ながら、すでに演技力には定評がある。「自分以外の人になりきるのは難しいけど好きです」とあどけない笑顔を見せる。
トップ女優として活躍する有村架純(24)や戸田恵梨香(29)に憧れて、同じ芸能事務所「フラーム」に入った。芸能界の慣例として、ドラマの主役と同じ事務所にいるタレントには優先的に役が与えられるケースが多いが、関係者は「山口はこれまで、そういうことがない希有(けう)な女優。ほとんどオーディションで頂いた役ばかりです」と話す。
今、目標としているのは女優の満島ひかり(31)。「どんな役でも、とても深いところから演じられている気がして。私もあんな演技がしてみたい」。今回のドラマも心に“闇”を抱えた女子高生という難しい役。山口の演技力が、さらに磨かれていきそうだ。
◆山口 まゆ(やまぐち・まゆ)2000年(平12)11月20日、東京都生まれの16歳。14年7月にフジテレビ「昼顔」でドラマデビュー。15年4月にはテレビ朝日「アイムホーム」で木村拓哉の娘役を熱演。同年11月にTBS「コウノドリ」で中学2年生の妊婦を演じ、評価を高めた。特技はピアノ、クラシックバレエ。血液型はA。
◇明日の約束 井上真央が事務所移籍後、連ドラに初主演。高校のスクールカウンセラー・日向(井上)と、親や教師に相談ができない悩みを抱える高校生たちとの交流を描く。ある日、気にかけていた不登校の男子生徒・吉岡圭吾(遠藤健慎)から「好きです」と告白された日向。その翌日、圭吾が謎の死を遂げてしまう。