三喬 七代目笑福亭松喬襲名 リハビリ中のざこばも口上で登場
2017年10月08日 21:40
芸能
夜の部の口上には桂福団治(76)、上方落語協会会長の桂文枝(74)、落語協会会長の柳亭市馬(55)、桂南光(65)、笑福亭鶴瓶(65)らそうそうたるメンバーが勢揃い。文枝は人気のあった「三枝」から「六代文枝」の名跡を継いだこともあり「師匠の名前を継ぐプレッシャーをはねのけて頑張って」とエールを贈った。
また、南光は「彼は松喬を継ぐべき人間。うれしかった」と襲名を喜びながら「マジメ過ぎる。女遊びのひとつでもして…」とアドバイスすると客席は爆笑。南光の隣には昨年、女性問題に悩まされた文枝が。南光は文枝に向かって頭を下げて謝罪。「分からんことがあったら、会長(文枝)にお願いしたらいい」とまた、笑いを誘った。さらに鶴瓶は角刈りの松喬を見て「毛を伸ばしてアフロ(ヘア)にせえ。アフロの松喬をよろしく」と大爆笑で口上を締めくくった。
松喬はトリで登場したが、六代目の出囃子「高砂丹前」は「プレッシャーになるから」と「お兼ざらし」に変更。「目指してきた噺」と「三十石船」を披露した。