高畑淳子「退かないと…」引退考えた日々 長男騒動から1年 周囲の温かさに涙
2017年10月09日 12:54
芸能
騒動直後は仕事も多くできない状態。「退かないといけないと思った」と引退を考えたこともあった。東京・代々木公園でスロージョギングを日課にしていたといい「月や雲を見ながらいろいろなことを考えました。過去には戻れないから先を見て行くしかない、現在と未来しかないと。原っぱで寝っ転がりながら空を見ていました」と振り返った。
今年2月に現在の住まいに引っ越したが、地元の住人が拒絶しているとの報道に触れ、涙する場面も。実際には、引っ越しのあいさつに出向くと「記事には出ていますが、そんなことは絶対にないですから」と声をかけてもらったといい「本当に涙が出ました。ゴミ出しの時も声を掛けてくださって。ありがたいです」と言葉を詰まらせた。
司会の黒柳徹子(84)は、子育てに奮闘しながら仕事をしている高畑の姿を知っており「なかなか大変なんだろうと(思ってました)。それでも女優を続けているには、大変な姿を見せたいってことなんですよね」と気遣った。先輩のこの言葉には「一番それはあります」と話して、再び目を潤ませていた。