テレ東“現役AD”真船佳奈さん漫画家デビュー!ADの日々描く「オンエアできない!」
2017年10月11日 13:40
芸能
![テレ東“現役AD”真船佳奈さん漫画家デビュー!ADの日々描く「オンエアできない!」](/entertainment/news/2017/10/11/jpeg/20171011s00041000159000p_view.jpg)
「たまにテレビ画面に映りこむ、カンペとか出す人?」など、本当はよく知らないADという職業について、 自身の体験やテレ東の変わった風土などを惜しげもなくネタに。作中は「明日の朝までにどんぐりを600個集める」「カメラに無数に映りこんだ男性の局部にひたすらモザイクをかけ続ける」など、他の仕事ならあり得ないような業務内容に日々悪戦苦闘する主人公の姿が描かれている。
南海キャンディーズの山里亮太(40)は「これだけ全部言ったんだ、遺書と受け取って間違いないよね?」と推薦(?)コメント。佐久間氏は「超笑えるんだけど、これうちの局の話なんだよな…」と帯にコメントしている。
真船さんは1989年、福島県生まれ。中央大学文学部国文学専攻を卒業後、2012年、テレビ東京に入社。アニメ事業部勤務を経て、入社3年目に制作局に異動。「テレ東音楽祭」「ひるソン!」「昼めし旅」などのディレクターを担当した。今作執筆時はAD。この10月、BSジャパンの編成部に異動した。
今年初めに企画し、執筆期間は半年間ないぐらい。朝日新聞出版の担当者は「本業が忙しい中、AD仕込みのガッツで1冊書き上げたのは素晴らしい」と称賛。「笑える内容で、番組作りと同じく、読者に楽しんでもらおうという作り手側の目線がある。絵も愛嬌があり、キャラクターに愛着が湧く」と評している。