池井戸潤氏原作&役所広司主演「陸王」初回14・7%の好発進
2017年10月16日 09:06
芸能
![池井戸潤氏原作&役所広司主演「陸王」初回14・7%の好発進](/entertainment/news/2017/10/16/jpeg/20171015s00041000206000p_view.jpg)
昨年7月に発売された作家・池井戸潤氏(54)の同名小説(集英社)をドラマ化。同局による池井戸氏作品のドラマ化は「半沢直樹」(2013年10月クール)「ルーズヴェルト・ゲーム」(14年4月クール)「下町ロケット」(15年10月クール)に続き、4回目。経営危機にある創業100年以上の老舗足袋業者「こはぜ屋」が会社存続を懸け、ランニングシューズの開発に挑む企業再生ストーリー。脚本・八津弘幸氏、チーフ演出・福澤克雄氏のゴールデンコンビが再びタッグを組んだ。
役所の連続ドラマ主演は02年のフジテレビ「盤嶽の一生」以来15年ぶり。TBSの連ドラ主演となると、1997年7月クール「オトナの男」以来20年ぶり。こはぜ屋の4代目社長・宮沢紘一を演じる。紘一の長男・大地に山崎賢人(23)、こはぜ屋のランニングシューズを履く「ダイワ食品」陸上部の長距離ランナー・茂木裕人に竹内涼真(24)と今をときめく若手人気俳優をキャスティング。箱根駅伝3連覇の青学大陸上競技部長距離ブロックの原晋監督(50)が走法指導と監修として参加。竹内らランナー役の出演者を鍛え上げた。
初回は、埼玉県行田市にある老舗足袋製造会社「こはぜ屋」の4代目社長・宮沢(役所)は、年々先細る足袋の需要から資金繰りに頭を悩ます。ある日、メインバンクへ追加融資の相談に行った宮沢は、融資担当の坂本(風間俊介)から新規事業に踏み出してみてはどうかと提案される。その場で軽く応じた宮沢だったが、会社の存続が懸かるテーマだけに真剣に考え始める…という展開だった。