二宮和也 100年前の“幻の料理”に舌鼓 食レポも料理長のお墨付き得てドヤ顔

2017年10月23日 17:04

芸能

二宮和也 100年前の“幻の料理”に舌鼓 食レポも料理長のお墨付き得てドヤ顔
映画「ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜」の料理再現イベントに出演した(左から)宮崎あおい、西島秀俊 Photo By スポニチ
 「嵐」の二宮和也(34)が23日、主演映画「ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜」(監督滝田洋二郎、11月3日公開)の東京・内幸町の帝国ホテルで行われた「幻のレシピ再現披露会に参加した。
 映画は、二宮扮する絶対味覚を持つ料理人が、戦前に天皇の料理番が考案した幻のフルコースの謎を追うミステリー。帝国ホテルにも、約100年前に初代料理長が書き上げた西洋料理のレシピが残っていたことから、その料理を再現するこの日のイベントが実現した。

 二宮は共演の西島秀俊(46)、宮崎あおい(31)らと、赤ワインと香味野菜でマリネした牛タンの煮込みと、洋ナシのピューレなどが入ったババロアを試食。「まずいわけがない。自分たちが食べて分かる味が、はるか昔にあったのが一番の驚き。時代の差を感じさせない味ですね」とにんまりだ。

 特にババロアに関しては、「ボリュームを感じるのかなと思ったら、思っていたより軽くてさわやか。ずっと 食べられる味」と食レポを披露。帝国ホテルの現料理長・田中健一郎氏から「まさにその通り。当時のレシピのまま作ると、砂糖が多くて相当甘くなってしまうんです」と評価され、ドヤ顔を見せた。

 天皇の料理番を演じた西島も、「全く同じ境遇の人がいて、レシピを未来の若い人のために作っていたということが素晴らしく、胸にくるものがある」と感激の面持ち。宮崎も、「今のレシピは写真がいっぱいあって分かりやすいけれど、それを言葉だけで書き出すのは骨の折れる作業だったんだなと思う」と話していた。
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