蒼井優 師と仰ぐ中嶋しゅうさんとの映画共演に感慨「姿を目に焼き付けて」
2017年10月28日 20:04
芸能
中嶋さんにとっては映画としての遺作となったが、「夢がかなってご一緒することができた。ビックリするくらい気持ち悪い役ですけれど、とても愛らしい方。中嶋さんの姿を目に焼き付けてください」と言葉に力を込めた。
映画は共感度0%、不快度100%をうたい文句に究極の愛を描くいびつな大人のラブストーリー。蒼井は阿部のほか松坂桃李(29)、竹野内豊(46)と関係を持つ役どころで「ものすごく自分勝手に見えて、実は主体性のない女性だと思い、お三方に対してそれぞれ違う面が見せていけたらと。3本の作品を同時に撮っているようでした」と振り返った。
不潔で下劣な男を演じた阿部は、「僕は昔、トラックの運転手をやっていて、金髪でひげを生やしもっと汚かった。だから、やっていて心地よかった」と満足げ。途中でマイクの調子が悪くなり、竹野内が自分のマイクを渡すと「そんなヤツが今はほら、見てください。主役をやらせてもらって舞台あいさつができる。マイクに竹野内豊様って書いてあるんですよ。芝居をしていて良かった」と自分で自分を褒めていた。