柚希礼音「マタ・ハリとして息ができるように」 主演ミュージカルへ意欲
2017年11月02日 14:39
芸能
同作は16年に韓国で初演。「スカーレット・ピンパーネル」などで知られる作曲家、フランク・ワイルドホーン氏の最新作で柚希は出演の話がまだない中で、たまたま観劇した。「当時はまだ男役目線で、男性の俳優を追っていてラドゥー役がいいわ、と思っていた」と告白。しかし、自身がヒロインに決まって見直し「自然にマタ・ハリ目線で見て、女性の悲しみに心打たれて涙が出てきた」と心持ちも変わっていたという。
マタ・ハリは第1次世界大戦中、パリで活躍したダンサーながら、その美しさから国際的スパイとして利用され、最後は処刑された女スパイ。柚希は「まだまだこれからですが、最終的にはマタ・ハリとして息ができているほど役作りができたらいいな」と話していた。公演は2月3〜18日、東京国際フォーラムでも上演される。