安室奈美恵　大阪で公開生放送に出演「なんか凄い緊張してきちゃいました」

　来年９月１６日をもって引退する歌手の安室奈美恵（４０）が８日、大阪市内でＦＭ８０２の公開生放送に出演した。 　引退発表後初の公の場だったが、引退理由や心境については語らなかった。

　会場となった商業施設「あべのキューズモール」には、同局が募招待した優先エリアの５００組１０００のほか、一般観覧エリアにもギャラリーが殺到し早々に入場規制。ステージの見えない上階や階下にまでファンがあふれた。ロングの茶髪ストレートにチャコール色のロングコート姿で安室がファンに手を振り登場すると、大歓声。「なんか凄い緊張してきちゃいました」と照れた。

　この日発売された新曲６曲を含む３枚組全５２曲を収録したベストアルバム「Ｆｉｎａｌｌｙ」は予約の段階で１００万枚を突破するという人気ぶり。「凄く気持ちを込めて作ったものなので早く聴いて欲しい」とアピールした。

　ＭＣなしで２時間歌い踊り続けるライブについて年々タフになっていると言われると、「そうですか？そうですね。私もそう思います」と返答。体力の限界は感じていない様子だった。

　会場では、夕方のイベントに開店前からファンが並んだ。安室の導線には目隠し用のパーテーションが並べられ、エスカレーターを一時停止させるなど警備も厳戒態勢が取られた。