流行語大賞 候補30語発表「豊作」の昨年から一転…「低調な年」「言葉そのものに勢いがない」
2017年11月09日 14:20
芸能
一転、今年は「言葉そのものに勢いがなく、低調な年と言えるのではないか。息の長い流行語も少なく、事象をそのまま直接的に捉える言葉も多かった。例年と比較すると、嗜虐(しぎゃく)性、負の言葉の多い年だったとも言える」と総評した。今年は大ヒットした音楽・映画・テレビなどが少ないと言われ、それが影響したのかもしれない。
候補の30語は以下の通り(50音順)。
アウフヘーベン/インスタ映え/うつヌケ/うんこ漢字ドリル/炎上○○/AIスピーカー/9・98(10秒の壁)/共謀罪/GINZA SIX/空前絶後の/けものフレンズ/35億/Jアラート/人生100年時代/睡眠負債/線状降水帯/忖度(そんたく)/ちーがーうーだーろー!/刀剣乱舞/働き方改革/ハンドスピナー/ひふみん/フェイクニュース/藤井フィーバー/プレミアムフライデー/ポスト真実/魔の2回生/○○ファースト/ユーチューバー/ワンオペ育児
◆選考委員 姜尚中(東京大学名誉教授)、俵万智(歌人)、室井滋(女優・エッセイスト)、やくみつる(漫画家)(50音順)、清水均(「現代用語の基礎知識」編集部長)