中村鋭一さん通夜に400人参列 キダ・タロー氏が弔辞
2017年11月10日 05:30
芸能
「オレはキダより先に死ぬわけにはいかん。弔辞で(中村さんの故郷・滋賀県の)江州音頭を歌わなアカンから死ぬに死なれへん」。中村さんは生前、繰り返していたそうで、「江州音頭は聞けなかったから、罰としてタイガース音頭を歌いました」。中村さんのために自ら作曲した同曲を捧げた。別れの言葉は「彼には湿っぽいことが似合わない。“中村鋭一、万歳”です」と締めくくった。
≪安藤統男氏「阪神愛がハンパじゃなかった」≫元阪神監督の安藤統男氏(78)も参列した。3年前、ラジオ番組で対面したのが最後となり「まだ元気だと思ってました」と残念がった。選手、コーチ時代は「常に激励していただいた」と振り返り、監督時代も含め「負けたら“明日、明日”と。勝ったら喜んでくれて。厳しいことを言われたことがなかった。阪神愛がハンパじゃなかった」とねぎらった。