「風雲児たち」に原作みなもと太郎氏が出演!テレビドラマ初、かつら52年ぶり
2017年11月10日 17:18
芸能
西洋医学書「ターヘル・アナトミア」の日本初の和訳に一心同体で取り組んだ前野良沢(片岡愛之助)と杉田玄白(新納慎也)の2人。鎖国ど真ん中の江戸中期に革命的な翻訳を成し遂げた。しかし、刊行された「解体新書」に良沢の名前はなく、名声は玄白だけのものとなった。2人の間に一体、何が起きたのか…。笑いとサスペンスに満ちた新しい三谷流歴史ドラマが生まれる。
公式サイトは、ドラマが9日に東京都内のスタジオでクランクインしたことを報告。初日から、田沼意次(草刈正雄)の邸宅に平賀源内(山本耕史)と玄白(新納)が訪れる重要なシーンなどが収録された。現場は緊張感が包まれながら、撮影は和やかな雰囲気で進んだという。
そして、みなもと氏が「寛三」という役を演じることも発表。どのようなキャラクターかは明かされなかったが、みなもと氏は「脚本の三谷さんと、演出の吉川(邦夫)さんが作った世界に出演させていただくので、なるべく皆さんのご迷惑にならないようにと思っています。ちなみに、かつらをつけるのは52年ぶりです」とコメント。自身のかつら姿を描いたイラストも公開した。かつて京都の撮影所で“仕出し”(名前のない役を演じる役者)をしていたといい、テレビドラマは今回が初出演。その演技が注目される。
キャストは「真田丸」出演メンバー23人(現在発表分)が再集結して話題沸騰。演出はNHKエンタープライズのエグゼクティブ・ディレクター、吉川邦夫氏。「真田丸」プロデューサー5人体制のうちの1人として三谷氏と脚本作りに携わった。もともとはディレクターで「真田丸」第4話「挑戦」の演出も担当している。