安室奈美恵「ジェットコースターみたいな25年間」 生ラジオでベスト盤への思い語る
2017年11月11日 14:55
芸能
8日に発売した全52曲入りのベストアルバム「Finally」は予約の段階で100万枚を突破し、ミリオンセールスが確実視されている。アルバムでは「ミスターU.S.A.」から14年1月の「TSUKI」までの39曲を新たにレコーディングしているが、「(ファンの)手元にあるもの(曲)をもう1回っていうよりも、もう1回今の気持ちで昔の曲を歌ったものを聴き比べてほしい」と再レコーディングに挑んだ意図を説明。「オリジナルの雰囲気を壊したくないっていう気持ちもあり、25年前のデビュー曲を40になった私がどう歌えるのか悩んだりした。当時の気持ちを思い出しながら歌わせていただいた」とレコーディング振り返った。
大作の「Finally」が完成して「自分の歴史をたどっている感じがした。25年が詰まっているんだな、このアルバムには」と語った安室。「ジェットコースターみたいな25年間だった。でも、1曲1曲たどって聴いていると、間違ってなかったかな、この25年間の歩みはとも思えた」と感慨も口にした。
アルバムタイトル「Finally」に込めた思いを聞かれると、「ネガティブな感じじゃなく、いよいよ25周年にたどりついたとか次に進むステップとして、心境的には合っているのかな」と前向きな心境を吐露。パーソナリティーのジョージ・ウィリアムズ(47)が「“Finally”には“やっと”という意味もある」と振ると、安室は「やっとこの25周年にたどりつけたという思いもある。やっとこのアルバムを完成するっていう、いろんな気持ちを込めた」と話していた。