「わろてんか」キース役で活躍の大野拓朗“本物の関西人”目指し本気の転居
2017年11月11日 16:29
芸能
役どころのキースは、上方演芸界が誇る、しゃべくり漫才の生みの親「エンタツ・アチャコ」の故横山エンタツさんがモチーフ。当然、関西弁も上方芸能への理解も必須だったが、元々、東京在住時から「吉本新喜劇の放送を必ず録画する」ほどお笑い好きだったこともあり、5月のクランクイン前から本気で“本物の関西人”になる気満々だったよう。
都内の自宅を完全に整理し、ホテル住まいではなく、住民票まで移して4月に大阪市内に転居していたと告白。しかも、物件探しにあたっては不動産会社に芸人の多い地域とまで指定し「共演者から“お前はアホか”と言われた」と笑わせた。
加えて、役作りで「心の底から芸人さんになりたい」と思って、なんばグランド花月で漫才を舞台そでから観察したり、新喜劇の稽古見学にも参加。そんな熱意が伝わり、今ではドラマで共演する漫才師のぼんちおさむ(64)と「3日前にも自宅に招かれ、奧さんの手料理をごちそうになり、午前3時まで一緒にお酒を飲んだ」というほど親しい仲に。浅香あき恵(61)未知やすえ(54)吉田裕(37)ら新喜劇メンバーとは新世界に串カツを食べに行ったり、居酒屋に一人で入って見知らぬ客に関西弁でしゃべりかけるなど大阪ライフを満喫しているようだ。
一方、イケメン揃いの出演者においても、人気も高まってきているよう。この日は現地で行われた「第30回関西矯正展」のオープニングセレモニーにも出席。受刑者が製作した工芸品などの販売会場を見て歩いたが、浪速のおばちゃんらに追いかけられ、握手やサイン攻めにあった。
同行したNHK関係者は「ディーンさんもここに来たが、その後に人気がすごいことになった」とポツリ。2年前に同じ朝ドラの「あさが来た」に五代友厚役で出演をきっかけに大ブレークしたディーン・フジオカ(37)に続く“第2のディーン”となるか、も注目だ。