池井戸潤原作&役所広司主演「陸王」第4話14・5% 「シン・ゴジラ」裏も好調
2017年11月13日 09:40
芸能
昨年7月に発売された作家・池井戸潤氏(54)の同名小説(集英社)をドラマ化。同局による池井戸氏作品のドラマ化は「半沢直樹」(2013年10月クール)「ルーズヴェルト・ゲーム」(14年4月クール)「下町ロケット」(15年10月クール)に続き、4回目。経営危機にある創業100年以上の老舗足袋業者「こはぜ屋」が会社存続を懸け、ランニングシューズの開発に挑む企業再生ストーリー。脚本・八津弘幸氏、チーフ演出・福澤克雄氏のゴールデンコンビが、またもタッグを組んだ。
役所の連続ドラマ主演は02年のフジテレビ「盤嶽の一生」以来15年ぶり。TBSの連ドラ主演となると、1997年7月クール「オトナの男」以来20年ぶり。こはぜ屋の4代目社長・宮沢紘一を演じる。紘一の長男・大地に山崎賢人(23)、こはぜ屋のランニングシューズを履く「ダイワ食品」陸上部の長距離ランナー・茂木裕人に竹内涼真(24)と今をときめく若手人気俳優をキャスティング。箱根駅伝3連覇の青学大陸上競技部長距離ブロックの原晋監督(50)が走法指導と監修として参加。竹内らランナー役の出演者を鍛え上げた。
第4話は、飯山(寺尾聰)と大地(山崎)はついにランニングシューズのソールの素材に最適な硬さの「シルクレイ」を作ることに成功した。宮沢(役所)は茂木(竹内)の足型を取らせてもらうため、陸上競技部を訪れる。一方、ケガで悩む茂木は会社から陸上を引退して社業に専念することを提案される。年齢的にも方向転換をする良いタイミングで、社員としてもキャリアを積めるとアドバイスされた茂木は葛藤する…という展開だった。