トミーズ雅、ドラマで元ボクサー役 18歳息子役相手に36年ぶりリングへ
2017年11月13日 06:00
芸能
雅は1980年頃、日本ジュニアミドル級(現スーパーウェルター級)1位のプロボクサーだったことで知られる。「最初、台本を見てわろたもんね。僕にしかできんのちゃうか思ったね」とニンマリだ。撮影中はスタッフにボクサーしか分からないことをアドバイス。両手にバンテージを巻く際には「懐かしいなー。これ、巻いてる時が一番緊張するねんな」と慣れた手つきで準備。リングに上がるのは36年ぶりだったそうだ。10時間を超える撮影に「この3日で1年分くらい働きました。もうクタクタで、体、ボロッボロです。貴重な経験ありがとうございました」と満足そうな顔を見せた。
田中も実父がプロを目指すボクサーだったそうで、自身もボクシングが特技のひとつ。「いつかボクシングの作品に出たいと思っていた」と話し、役作りのため約4か月、体を鍛え、撮影に臨んだ。
田中は「利春のセリフで“ボクシングと社会にはルールがあるねん”とか、“社会に出たら、もっといろんなパンチ飛んでくるぞ”というのがあるのですが、ただの喧嘩ではなく、そこに“想い”があるドラマ。見てくださる方はグッと来るものがあるのではないかと思います」とPR。雅も「親が子供に伝えたいことがいっぱい詰まったドラマです」と見所を語った。