中居正広 カード詐欺被害を激白 購入品から浮かぶ犯人像「子供がいる」
2017年11月14日 12:40
芸能
中居は「クレジットカードを全然知らない人に使われていた。(カードを)落としたわけでもない」とクレジットカード詐欺に遭ったことを明かした。手口は「クレジットマスター」と呼ばれるものだといい、中居は「ホント、やべぇやつ。やべぇ手、やべぇ手よ。気を付けてほしい」と呼びかけた。
中居が詐欺に遭ったのは10月8日。午前6時半に「炭酸水製造マシーン購入」(3万1320円)、午前11時50分に「アニメサイトやハンドメイドマーケットサイトへの登録(購入せず終了)」、午後0時に「ハロウィーンパーティグッズを30回購入」(合計4万2120円)、午後0時6分に「テーマパークのチケット5人分購入」(3万7000円)で、被害総額11万440円だったという。その後はクレジットカード会社がカードを止めてくれて、それ以上の被害は免れたという。
通常の手口は機械を使いカード情報を盗み取る「スキミング」やインターネット上の詐欺サイトへ誘導するカード番号や個人情報を盗む「フィッシング詐欺」などが主流。今回、中居が被害に遭った「クレジットマスター」とは、コンピューターを使って、実在する14桁から16桁のクレジットカード番号を勝手に割り出す詐欺の手口。カード番号自動作成ソフトを使い、16桁のカード番号と有効期限を割り出し、その情報を使って買い物ができるサイトを自動的に検索。カード番号と有効期限だけで買い物ができるサイトを狙い、詐欺行為を働くというもの。詐欺師がたまたま見つけ出した番号は中居のものだったいい、中居もあまりの偶然に「引きがいいんだよね…」と苦笑するばかり。
ITジャーナリストの三上洋氏はクレジットカード会社が24時間監視システムを動かし、コンピューターと目視で監視をしており、「ほとんどのクレジット会社はきちんとやっています。不正利用が多いのでカード会社はじっくりチェックしている」と説明。三上氏は「不正する犯罪グループは換金するものを買うはず」としつつ、今回の詐欺師について「今回のパターンは親子のパターン。子供さんがいるパターンで、本当にほしがっているパターン」だとし、「このカードが使えるという情報が売られている可能性がある」とした。中居は事件後、カードをすぐに変えたという。