紅白“安室ファースト”で待つ!昨年のSMAPシフト同様、出場組数抑える
2017年11月17日 05:30
芸能
昨年は大みそかで解散が決まっていたSMAPが出場するかが注目された。その際「最後の日に紅白で歌っていただきたい」と熱意を込めて語っていた矢島氏だが、この日は安室に関する質問に総じて「何も決まっておりませんので」と回答。慎重な言葉選びに本気度の高さがにじんだ。
紅白と安室は、双方にとって特別な存在。安室が産休を控えた1997年は紅組トリで送り出した。翌98年、安室は公の場に復帰する場所に紅白を選び、歌手別最高の瞬間視聴率を叩き出した。
NHKは、安室側のいかなる要望にも応えられる“安室ファースト”の布陣を敷く。
昨年はSMAPの歌唱時間の確保を想定し、出場歌手を6年ぶりに50組を下回る46組にした。今年も同数だが、白組のトータス松本(50)は紅組の椎名林檎(38)とコラボすることが発表され、実質1枠減。約20分を安室に使える計算になる。
矢島CPは「歌の力で感情を揺さぶる紅白にしたい」と語った際、報道陣から「それには安室さんしかいないのでは?」と水を向けられると「ねぇ!」と一言。過去にも設けられた特別枠や異例の紅組追加出場などさまざまな可能性を模索しており、「最後まで粘り強くお願いしていく」と矢島氏。結実すれば、国民の心を揺さぶる紅白になる。