ドキンちゃん声優・鶴ひろみさん首都高で突然死 運転中に大動脈解離発症
2017年11月18日 05:30
芸能
現場は片側2車線。車は中央分離帯寄りの車線で止まっており、右前部に接触した跡があった。運転中に体調を崩した鶴さんが、事故回避のために停車した可能性が高い。
関係者によると、鶴さんに持病はなく、仕事でも変わった様子はなかった。ゴルフが大好きで、最近も周囲に「ゴルフに行かない」と声を掛けていたという。
「…アンパンマン」でバタコさんを演じた佐久間レイは、「さりげなく、温かく、どこまでも真っすぐな人。それが私の中の鶴ひろみさんです」と人柄をしのび、ハザードが点灯していたことには「鶴さんらしいと思いました。どんな状況でも最後までキッチリと周りの迷惑を最小限に…そんな思いがあったのではないでしょうか」と思いやった。
◆鶴 ひろみ(つる・ひろみ)1960年(昭35)3月29日生まれ。横浜市出身。劇団ひまわりで子役として活動。高校3年生だった78年に「ペリーヌ物語」のオーディションで合格し声優デビュー。ニュースやバラエティー番組のナレーションも数多く担当した。