渡辺謙 聖地W制覇、「王様と私」ブロードウェーに続き英進出
2017年11月19日 05:30
芸能
15年に米ニューヨークのリンカーンセンター・シアターで「王様と私」の主演を務め、ブロードウェーデビュー。米演劇界最高の栄誉であるトニー賞のミュージカル部門で主演男優賞にノミネートされ、昨年にも再登場した。
ウエストエンドはブロードウェーと並ぶ演劇の聖地で、渡辺は15年のブロードウェー公演中にスポニチ本紙の取材に「ブロードウェーと双璧のウエストエンドに乗り込んでみたい」と強い意欲を見せていた。念願がかない、世界の2大ミュージカルの聖地を制覇することになる。
同作は19世紀のタイが舞台で、王子らのために王が呼び寄せた英国人の女性教育係アンナと王との関わりを描く。渡辺は王様を演じ、アンナ役はブロードウェー公演と同じケリー・オハラ(41)。演出もバートレット・シャー氏が引き続き手掛ける。渡辺は「再びバート、ケリーとのチームでウエストエンドに飛び込むことが決まりました」と大喜び。「ニューヨークでつくり上げた僕たちの王国を、新たなロンドンキャストと共に、さらに新しいステージをつくる挑戦に今から胸躍っています。お楽しみに」と張り切っている。