再来年朝ドラ「夏空」 タイトルに込めた思い「すがすがしさ」「希望」
2017年11月21日 09:00
芸能
![再来年朝ドラ「夏空」 タイトルに込めた思い「すがすがしさ」「希望」](/entertainment/news/2017/11/21/jpeg/20171121s00041000079000p_view.jpg)
「夏空」(脚本・大森寿美男)は特定のモデルがいないオリジナル作品。終戦後から高度経済成長期にかけての北海道と東京を舞台に、アニメーターを目指すヒロイン・奥原なつ(広瀬)の成長を描く。
タイトルに込めた思いを聞かれた制作統括の磯智明チーフプロデューサー(51)は「もともと“夏空”という仮タイトルが入っていた」とし、「(作品の舞台となる)十勝に行くと、空がキレイ。十勝は晴天が多い場所でもあり、十勝晴れという言葉ががあるぐらい。タイトルで“空”は入れたかった。(十勝の空の)澄み切った、すがすがしさはヒロインのキャラクターでもあるので、ヒロインの“なつ”と合わせて『夏空』にしました」と説明。「北海道では、夏場に晴れるかどうかは大きなこと。『夏空』にはそんな“希望”を込めています」とも明かした。
朝ドラのタイトルと言えば、「あまちゃん」「ごちそうさん」「花子とアン」「マッサン」「朝が来た」「とと姉ちゃん」など、ヒット作には“5文字”や“ん”が付くものが多い。現在放送中の「わろてんか」も5文字だが、前作の「ひよっこ」はどちらの法則にも当てはまっていない。磯CPも「『なっちゃん』とか『どさんこ』とか、朝ドラなので“5文字”とか“ん”が付くとかいろいろ考えた」と法則も検討したとしつつも、作品への思いを優先させたことを明かした。