王将戦 豊島将之八段 久保利明王将への挑戦権獲得

2017年11月21日 19:33

芸能

王将戦 豊島将之八段 久保利明王将への挑戦権獲得
リーグ戦を勝ち上がった豊島将之八段が感想戦で深浦康市九段(手前)と対局を振り返る                                     Photo By スポニチ
 将棋の第67期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)挑戦者決定リーグ戦の最終一斉対局3局が21日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、4勝1敗で単独トップに立っていた豊島将之八段(27)が深浦康市九段(45)に106手で勝利。最終成績を5勝1敗とし、久保利明王将(42)への挑戦権を獲得した。
 豊島のタイトル戦挑戦は4度目になる。2010−11年の第60期王将戦では挑戦者決定リーグ戦を勝ち抜き、同棋戦最年少の20歳で自身初のタイトル挑戦権を獲得。7番勝負で当時の久保王将に挑んだものの、2勝4敗と跳ね返された。王将戦は今回で7期ぶり2度目の挑戦権獲得となり、タイトル初獲得をかけて前回と同じ相手に挑む。豊島は今期の順位戦A級に初挑戦しており、ここまで開幕5連勝。現在もっとも勢いのある棋士といえる。

 最終日で挑戦権獲得の可能性を残していたのは対局前時点で4勝1敗の豊島、3勝2敗の深浦と斎藤慎太郎七段(24)の3人。深浦が豊島に勝てば4勝2敗で並び、挑戦者決定のプレーオフが後日行われる予定だった。

 王将戦7番勝負は、2018年1月から3月にかけて開催される。

 またその他の対局では郷田真隆九段(46)が斎藤に、渡辺明竜王(33)が佐藤天彦名人(29)にそれぞれ勝ち、対局のなかった糸谷哲郎八段(29)とともに来期リーグ残留が決定。すでに決まっていた佐藤のほか敗れた深浦、斎藤の陥落が決まった。
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