19年大河「いだてん」ビートたけし、古今亭志ん生役に「うれしくてしょうがない」
2017年11月29日 13:00
芸能
会見場に姿を見せたたけしは開口一番「どうも日馬富士です」とこの日、引退届を日本相撲協会に提出した横綱・日馬富士(33=伊勢ケ浜部屋)の名前でボケてあいさつ。志ん生役については「尊敬する人の役がきて、うれしくてしょうがない」と喜んだ。
森山は「光栄です。撮影を楽しませてもらえれば」と意気込み。たけし演じる志ん生の若い頃を演じる心境について「すごいことだとは思いましたけど、モノマネをするわけにもいかないですし…」と困惑気味。たけしからは「俺になるんだから外で『ダンカン、バカヤロー!』って言ってればいい」とアドバイスも飛んだ。
「いだてん…」は同局の連続テレビ小説「あまちゃん」(13年前期)をヒットに導いた人気劇作家の宮藤官九郎(47)が大河ドラマの脚本を初担当。20年の東京五輪を控え「日本と五輪」をテーマとするオリジナル作品で、日本が五輪に初参加したストックホルム大会の1912年から東京大会の64年までの52年間を描く。今年4月に中村と阿部が主演を務めることが発表されていた。前半が中村、後半が阿部を中心に、2人の主演リレー形式で放送される。
中村が日本人マラソン選手のパイオニアである金栗四三(しそう)役、阿部が東京五輪招致に尽力した田畑政治(まさじ)役を演じる。大河ドラマの複数主人公は2000年の「葵徳川三代」以来19年ぶり3度目。大河ドラマにおいて、近現代史が描かれるのは1986年の「いのち」(三田佳子主演)以来33年ぶり。