最後まで見届けたい…終了発表の「めちゃイケ」“次回も見る率”が上昇
2017年12月05日 17:40
芸能
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視聴者の声として多かったのが「最終回まで見届けたい」というもの。データニュース社(東京)が行なっているテレビ視聴アンケート「テレビウォッチャー」(対象2400人)によると、番組視聴者が次回も見たいかを回答する「次回も見る率」(次回も絶対見る/なるべく見ると答えた回答者の割合)は、最終回を発表する前(17年1月7日放送分〜10月28日放送分)の平均が63%だったのに対し、最終回を発表した11月4日放送回は82%と急上昇。岡村隆史が過去最高難易度のダンスに挑戦し、満足度も高満足度の基準3・7を超える3・89(5段階評価)を記録した10月14日放送のスペシャルでも74%だった。いつもそこにあるのが当然、といったものがいきなり消えることになったり、見られなくなると、人は普段とは違う感情を抱くもの。“番組最終回”という発表が、視聴者に次回以降も見逃がせないという方向へ導いたのは確かなようだ。
「終わってしまうのは嫌だ 毎回見るようにします」(34歳女性)、「昔から見ていた番組だから残念だし悲しい。最終回までできるだけ見たい」(21歳男性)「最終回になるとは思わなかったが、来週以降楽しい企画がありそうなので期待しています」(30歳男性)、「これから終了するまでの5カ月でどんな展開になるのか楽しみ」(55歳男性)、「めちゃイケらしい展開、学生だった頃を思い出した」(39歳男性)など、ポジティブに受け止める視聴者も多く、最終回までの道のりさえも企画にして放送する“めちゃイケらしさ”が、視聴者に次回以降も見たいと思わせることに成功したようだ。
実は「めちゃイケ」の満足度は昨年16年のバラエティー年間平均で最下位(プライム帯放送)の3・04。その理由は“昔は面白かった”と評価を厳しくする視聴者が多かったから。期待の裏返しと言える。それがこの最終回を受けて、純粋に“どんな楽しい着地を迎えるか”と期待感が膨らんでいる。有終の美を飾れるかどうか、推移を見守りたい。