鈴木亮平 「西郷どん」子役熱演に拍手「顔がちょっと似てる」
2017年12月06日 19:01
芸能
鈴木は「やっと見ていただけたということで、感謝したい気持ちは大きいが、まずは子役時代を演じ切った渡邉蒼くんと他の若い役者たちに拍手を送りたい。子どもたちの生き生きとしたとした空気感が『西郷どん』に輝きを与えてくれているなと思う」と子役たちの熱演を賞賛。出来上がった作品を見てもらうことに「不思議と緊張やドキドキはない」とし、「間違いなく、僕の中に自信があるからだと思います」と仕上がりに胸を張った。
子供時代を演じた渡邉には「(渡邉の演技は)意識しないように最初に決めた」としつつも「顔がちょっと似てるんです。それだけで十分かなと思った。雰囲気が似てるってだけで。描きたいのは成長なので」と話した。
「子供時代のシーンは(現場に)行ける限る見ていた」と撮影を見守っていたという鈴木。そんな鈴木に、渡邉は「やっとチーム『西郷どん』が作った第1話が多くの皆さんに見ていただけることに嬉しく思っています。見ていただいた方にも思い入れがある作品になればいい。撮影中には、スタッフさんや鈴木さんの優しさとかにいっぱい助けられて撮影できました」と充実の表情。撮影に入る前には、鈴木主演の映画「俺物語」を見ていたといい、「強くてピュアというイメージだったが、実際会っても、強いイメージで優しくて。本当の性格って映画見てもわかるんだなと」と笑顔。「1話では強い西郷どんを見せなかったので、(一般的なイメージである)強くて優しいという西郷さんを演じていただけたら」と鈴木にエールを送ると、鈴木も「どうしようかな」と茶目っ気たっぷり。「前半の吉之助(のちの隆盛)は全然強い人間ではない。弱くてもろくて、小吉のように正義感や弱い者の目線に立つのは似ているかなと思う。強い西郷が出てくるのはちょっと先かな。ゆくゆくはそこに到達できるように頑張ります」と話した。
奄美黄島で撮影したというタイトルバックでは、成長した吉之助(鈴木)と子供時代の小吉(渡邉)が共演を果たしている。タイトルバックはCGを使わず、鹿児島の自然と人々の姿で紡いでいる。鈴木は「毎回、始まりの時間に子供時代の吉之助たちを思い出して、そこからストーリーに入っていくという、そういう作りになっているのが嬉しい。出来上がったものを見てとても感動しました。今回の『西郷どん』の姿勢がタイトルバックに詰まっていると思っています」と前を向いた。
「西郷どん」が来年1月7日放送をスタートし、全47回で放送される。