大竹しのぶ 主演舞台で15年ぶりの同じ役に「蜷川さんにOKって言われるよう頑張る」
2017年12月07日 18:52
芸能
![大竹しのぶ 主演舞台で15年ぶりの同じ役に「蜷川さんにOKって言われるよう頑張る」](/entertainment/news/2017/12/07/jpeg/20171207s00041000220000p_view.jpg)
今回は15年「地獄のオルフェウス」で組んだフィリップ・ブリーンの演出で、「芝居がこれだけ豊かで、素晴らしいものだと分かっていたはずなのに、さらに教えてもらった。毎日7〜8時間稽古しているけれど、フィリップは24時間したいと言っていた。気持ちは同じ」と信頼を寄せている様子。そして、「夢のような稽古が終わってしまうのが寂しい。どうしようと思うけれど、生きていくことの美しさ、悲しさ、はかなさを体感しに来てほしい」と言葉に力を込めた。
約2年ぶりの舞台となる北村一輝(48)も、「比率では映像の仕事が多いけれど、芝居の価値観が変わるくらい、いい芝居」と充実した表情。大竹とは初共演だが、「芝居の中でセリフが生きていれば、大きな問題はない。安心してやっています」と手応えを感じていることを強調した。
そして、「あの映画より面白い」と豪語したが、1951年の映画で自身の役を演じたのはマーロン・ブランド。名優超え宣言かと取材陣に聞かれ、「いや、そういうことじゃなくて。そんなこと一言も言っていませんからね。大竹さんは、(映画のブランチ役の)ヴィヴィアン・リーに勝っていると言っていましたけれど」と苦笑いで弁明。大竹はその発言をあっさり否定し、「きっと、ブランド超えって書かれるよ」とツッコんでいた。