「わろてんか」第10週平均は20・0% 2週連続7回目大台突破
2017年12月11日 10:10
芸能
吉本興業創業者・吉本せいさんの生涯をモチーフにしたオリジナル作品。明治後期、京都の老舗薬種問屋「藤岡屋」の長女として生まれた藤岡てん(葵)が、夫・藤吉(松坂桃李)と寄席の経営に乗り出し、大阪を“笑いの都”に変える姿を描く。
朝ドラ97作目。脚本はドラマ「美女か野獣」「働きマン」「学校のカイダン」、映画「ホットロード」「アオハライド」「君の膵臓をたべたい」などの吉田智子氏が手掛ける。演出は本木一博氏、東山充裕氏、川野秀昭氏。ナレーションは小野文惠アナウンサー(49)がドラマの語りに初挑戦。主題歌「明日はどこから」は松たか子(40)が作詞・作曲・歌を担当した。来年3月31日まで全151回。
第10週は「笑いの神様」。藤吉(松坂)は風鳥亭の看板となる芸人が欲しいと考え、当代一の人気を誇る落語家・月の井団吾(波岡一喜)に目を付けた。てん(葵)は団吾にとんでもない大金を払おうとしている藤吉に不安を感じる。出演予定の芸人が急に来られなくなり、困ったてんと亀井(内場勝則)はその代わりに近くの食堂で団吾の名をかたって食い逃げしようとした落語家・団真(北村有起哉)を出演させるが、噺(はなし)の途中で団真が高座から逃げ出してしまう…という展開だった。