新人・今村昌弘「屍人荘の殺人」ミステリーランク3冠達成!デビュー作は史上初の快挙
2017年12月11日 13:20
芸能
「屍人荘の殺人」は、映画研究部の夏合宿が舞台。全員が死ぬか生きるかの極限状況下で連続殺人が起こる。
神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と会長の明智恭介が、いわくつきの映画研究会の夏合宿に参加するため、同じ大学の探偵少女・剣崎比留子と共にペンション紫湛荘を訪問。合宿1日目の夜、映研のメンバーたちと肝試しに出掛けるが、想像し得なかった事態に遭遇し、紫湛荘に立てこもりを余儀なくされる。一夜明け、部員の1人が密室で惨殺死体となって発見される…というストーリー。
第27回鮎川哲也賞を受賞。選考委員の北村薫氏をして「奇想と本格ミステリの融合が、実に見事」と言わしめた。
3冠達成を期に、同社は5刷分から「3冠達成幅広帯」を付け、出荷。早くも重版(6刷)も決定している。