否定発言は“お約束” フジテレビ「みなおか」終了発表の裏
2017年12月12日 10:40
芸能
一方、定例会見での発言が次々に速報されるネット上のニュースサイトでは「終了は事実ではない」と報じられ、その見出しが拡散していった。そこから想像を膨らませたのだろうか、様々な芸能プロダクションが局に働きかけた結果、番組の継続が決まったという記事を掲載したニュースサイトもあった。終了発表がもっと遅ければ、さらに憶測は広がっていたに違いない。
出演者や番組スタッフの思いを尊重しようとするのは局として当然のことだと思う。ただ、そのための発言が“フェイクニュース”に発展し、逆に出演者や番組のイメージを傷つけたのでは意味がない。ネット上で速報合戦が繰り広げられているテレビ局の定例会見では、以前にも増して言葉に注意が必要だ。(記者コラム)