引退覚悟していたとろサーモン ラストM―1前は「処刑台の一番前」の心境
2017年12月15日 14:10
芸能
そんな中、ラストチャンスとなった今回のM―1に挑む前の心境を聞かれ、村田は「これで決勝に行かなかったら引退しようと本当に思ってました。実家の家業を継ごうかなと思ってました。それぐらい背水の陣で臨んでました」。久保田は「15年目でラストなので、処刑台の一番前まで行っていた。あと1歩で落ちますよって。だから、いいかなって、落ちたら死ぬやろなって。何も緊張しなかったですね」と達観していたことを明かした。
村田は生徒たちの姿勢に「みんなお笑いに熱心で、一生懸命聞いてくれていたので、健気な感じがして嬉しかった。(生徒だった)NSCの頃を思い出したなと」としみじみ。久保田は「なんかちょっと気を遣う部分もあったんです。M―1もみんな見ているでしょうし。どう考えても優勝はマヂカルラブリーやろ!って。でも、良かったです」と決勝で審査員のタレント上沼恵美子(62)から酷評されたことで話題となったお笑いコンビ「マヂカルラブリー」と引き合いにニヤリ。村田の「してないやろ!そんな感じないやろ!」のツッコミで笑いがあふれた。
最後には、後輩たちに向け、村田は「とにかく今はがむしゃらにネタ作ったり、練習もいっぱいしたほうがいい。これから先、お笑いも変わっていくので、柔軟に対応しながらがんばってください」とエール。久保田も「楽したらしわ寄せは来る。でも、苦労した分、幸せがきます。どちらかを自分で選んでください」とアドバイスを送っていた。