稲垣&草なぎ&香取、来春にも“デビュー曲” 念願の“本業”歌手活動へ
2017年12月19日 09:00
芸能
![稲垣&草なぎ&香取、来春にも“デビュー曲” 念願の“本業”歌手活動へ](/entertainment/news/2017/12/19/jpeg/20171218s00041000334000p_view.jpg)
3人は9月にジャニーズ事務所を退社し、元マネジャーの飯島三智さんが社長を務める芸能事務所「CULEN(カレン)」でそろって活動をスタート。ネットと距離を置くジャニーズ時代には考えられなかったSNSに挑戦するなど新機軸を打ち出してきた。
新曲のリリース方法もジャニーズ時代とは一線を画したものになる。「CDよりも音楽配信を重視した形での販売戦略になっていきそうです。3人のスタンスとして売り上げよりも多くの人に聴いてもらいたいという思いが強く、そこが最優先」と関係者。一方で「多才な彼らのことですからジャケットやブックレットを含めパッケージとしてCD発売も考えていくことにはなる」と説明した。無料配信デビューというサプライズもある。
再スタートから3カ月。ファンクラブの会員は14万人を突破。「72時間ホンネテレビ」では、AbemaTVで最高となる視聴数7400万件を記録し、一年で最も輝いた男性に贈られる「GQアワード」を受賞するなど話題を振りまいた。広告関係者は「芸能界にイノベーションを起こしたと世間に受け止められている」と指摘。稲垣と香取は新CMにも起用された。独立の影響で(1)デビュー曲発売(2)新CM出演(3)地上波の新レギュラー獲得には時間がかかるとみられていたが、このうち早くも2つがクリアされることになる。
だが、前途洋々とは言い切れない。7400万件という数字は「地上波のテレビに換算した視聴率は1%台」(テレビ関係者)との見方もある。3人が出演する映画「クソ野郎と美しき世界」(来年4月6日公開)は、製作関係者によると脚本が完成しておらず、年明け以降に急ピッチで撮影し完成させる。活動の場や方法を模索しながら“新しい地図”を描く3人。来年が本格再始動の正念場となりそうだ。