紅白勝敗、視聴者投票ファーストに 昨年の不可解判定受け変更
2017年12月21日 05:30
芸能
対戦終了後に8人のゲスト審査員と、約3000人の観客が紅組か白組に1票ずつ投票。結果、審査員の票数が勝敗に影響する可能性は極めて低くなり、1票が極端に軽くなった。説明を聞いた記者からは「審査員がいる意味があるのか」という声も上がった。また、人気投票の側面が強まる可能性もある。
昨年は視聴者も含め、全ての投票は対戦が終わった後。視聴者と観客の投票を集計、勝った方にそれぞれ2票をカウントし、1人1票ずつ持ったゲスト審査員(10人)とふるさと審査員(1人)の合計15票で競った。視聴者と観客で大差でリードした白組に4票が入って優勢だったが、審査員9人が投票した紅組が逆転。演出のサプライズは歓迎されるが、結果のサプライズは納得がいかないものとなり、NHKには視聴者から「審査方法がよく分からない」「見直すべき」など、約3000件の厳しい声が寄せられた。その結果のルール改正だが今後、さまざまな意見が出てきそうだ。