松居一代 離婚ハウツー本出す!?出版界ざわつくも…船越側告訴で二の足?
2017年12月22日 08:02
芸能
大手出版社の関係者はこう話し、出版化されれば「3万〜5万部は売れる」との見方を示した。
実績はある。松居は長男の重度のアトピー性皮膚炎を根気よく治した経験をもとに「アトピーがくれた生きる力」を97年に出版。00年には大手ゼネコンとの欠陥住宅訴訟を取り扱った「欠陥マンション、わが闘争日記」を発売した。逆境に負けない、たくましい生きざまが反響を呼び、出版元のPHP研究所によると、それぞれ2万1500部、7000部をセールスした。
今回も書籍化は十分にあり得る。会見では今後の活動について話さなかったが、実は離婚騒動が起きる直前まで大手出版社と本を出すため水面下で話し合いを進めていただけに、テーマを変えて出版する可能性がある。
関係者は「松居さんはもう、船越さんの誹謗(ひぼう)中傷はできない。リーガルチェック(法的なチェック)を入れた上で、離婚のハウツー本として出すのが現実的だ」と指摘。「財産分与を発生させない離婚方法」といったように、自身の離婚調停の体験をつづる著書だ。藤沢数希氏が2月に出版した「損する結婚 儲かる離婚」(新潮社)が話題になるなど、実際に最近は「離婚と金」をテーマにした書籍の需要は多い。
ただ、大きな障害も生じた。捜査関係者によると、松居が船越側から名誉毀損(きそん)で刑事告訴されていたことが判明。関係者は「出版各社がコンプライアンス的に手を挙げづらくなったのは事実。捜査を見守る必要がある」と明かした。
松居の母、政枝さん(85)は本紙に「一代は年明けには帰ってくるんじゃないですかね」と話し、正月は一家団らんで過ごすとみられる。松居は勝負師としての根性を磨いた故郷の滋賀県で原点回帰し、巻き返しを図っていく。