坂上忍29日バイキング5時間特番 高樹沙耶さんらとガチトーク「口論で泣く人も」
2017年12月22日 07:00
芸能
坂上は「疲れましたよ(笑)。選挙で落選した方々をお招きしてのトークは僕も燃えましたね。基本はゲストと僕の会話の遣り取りですが、ゲストとゲストが遣り取りするって中々ないこと。宗男さん、若狭さん、宮崎さんの遣り取りは面白かったです。宗男さん、しつこいわ…(笑)。面白かったです」と収録を振り返った。生放送ではない収録の良さについて「たまに飛び越えてしまいますが、生放送には生放送のラインがある。収録では僕がそのラインを少し飛び越えると、他の方もついてきてくれるのが好きです。本音を引き出すためには、僕の方からオンエアで使えないようなことを喋ります。放送で使えないけど、こちらから話すことでゲストの方々の“怖さ”が薄れて本音で喋りやすくなるかなと。空気感を作るのが大切だと思います。生放送と収録、どちらも良さがありますね」と語る。
今年、世間を騒がせた有名人には坂上が直接会いに行き対談。石垣島では大麻取締法違反(所持)罪に問われ、懲役1年、執行猶予3年の判決を言い渡された元女優・高樹沙耶(本名益戸育江)さん(54)、長野では覚せい剤取締法違反(使用)の罪で三男・良太郎被告(29)が起訴された清水アキラ(63)、都内でPKOの日報問題で防衛相を辞任した自民党の稲田朋美氏(58)にインタビューする。「ときには口論になりましたし、泣かれる方もいました。高樹さんとは2時間くらい喋り、3回くらい泣いていました。実は番組スタッフと“テレビだからって上手に編集しなくてもいいのではないか”と話し合っているんです。普通の編集だったらカットしてしまうような“間”があった方がニュアンスが変わってくる。3人の方にはそれぞれの“間”があったのが興味深かった。“なぜこのインタビューを引き受けたのか”“あ、こんなこと考えていたのか”と…。それぞれの考えがありました。しびれる内容になっていると思います」と内容を明かす。
インタビューを行った3人の中で、最も印象が変わった人物について「良くも悪くも稲田さんですね。非常に正直な方で、ご自身の力不足を素直にお認めになった。ただ、同時にこの方が防衛大臣をやってらしたのかという怖さを感じ、不思議な気分になりました。目の前にいる稲田さんは凄くチャーミングなのですが、こんなチャーミングな方が防衛大臣をやってよかったのだろうかという…。非常に複雑な気持ちになりました」と答えた。
ほかにもオウム真理教、松本智津夫死刑囚(62)=教祖名麻原彰晃=に手錠をかけた警察官が、初めて明かした証言をもとにした「世紀の逮捕劇の舞台裏」など衝撃企画が目白押し。坂上は「手前味噌になりますが、スタッフさんも頑張ってくださって、魅力あるコーナーがたくさんです。オウム真理教を扱ったコーナーはVTRを見て僕もしびれました。番組企画をいろいろ楽しんでいただけたらと思います』とアピールした。番組紹介VTRは公式HP、ユーチューブで公開中。