「陸王」最終回2日前に大観衆3000人と撮了!役所広司万感「これから監督が仕上げます」
2017年12月23日 10:00
芸能
最終撮影シーンは最終回の豊橋国際マラソンを「こはぜ屋」のメンバーがモニターで見届ける場面。マラソンシーンの大半は先日、愛知県豊橋市で撮影したが、スケジュールと時間の兼ね合いで場所を変えて撮影を“続行”。予定通り、正午ごろにクランクアップした。
撮影を終え、大観衆の前でマイクを握った役所はまず「たくさんのエネルギーをいただきまして…ご協力いただきましてありがとうございました」とドラマを盛り上げたエキストラに感謝。続けて「キャストの皆さんからたくさん力をいただいて、福澤チームの素晴らしいスタッフに本当に助けていただいて、きょうの日を迎えることができました。ありがとうございました」と話すと、撮影会場は大きな歓声と拍手に包まれた。
連ドラ初出演の正岡あけみ役・阿川佐和子(63)は「齢63にして驚いたり感動したり泣いたり。こんなに大きな声が出る自分がいるのか、と発見だらけでものすごく楽しかったです」と笑顔。坂本太郎役の風間俊介(34)も「この仕事を続けていてよかった!」と思いを爆発させていた。
10日放送の第8話で、自己最高の平均視聴率17・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。第1話から日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」2時間スペシャル(20・4%)、第2話はフジテレビ「プロ野球・日本シリーズ」(11・2%)、第4話はテレビ朝日の映画「シン・ゴジラ」(15・2%)、第6話は日本テレビ「誰も知らない明石家さんま」(13・9%)、第7話はテレビ朝日「M―1グランプリ2017」(15・4%)と裏の強力番組とぶつかりながらも高視聴率をキープし続けてきた「陸王」がいよいよ最終話を迎える。