フジ「民衆の敵」最終回視聴率 月9史上初の4%台でワースト更新
2017年12月26日 09:00
芸能
選挙のシーンがあるため衆院選の公示期間であることに配慮し当初より放送開始を1週遅らせ、さらに、午後7時から同局で放送された「プロ野球CSファイナルステージ」の中継が延長されたため30分遅れでの放送開始となるなど、選挙、野球と余波が相次ぐ“不運”もあった中でのスタート。初回9・0%は、月9初回としては「突然ですが…」(8・5%)以来3期ぶりの1桁発進。その後、第2話=7・1%、第3話=7・5%、第4話=7・6%と推移すると、第5話=6・9%、第6話=6・5%、第7話=5・8%、第8話=5・3%と4週連続で自己ワーストを更新。それでも最終回目前の第9話は7・0%とし、盛り返していた。
月9初主演の篠原演じる平凡な主婦・佐藤智子が新米市議となり、世にはびこる社会問題と腐った政治をぶった斬る市政エンターテインメント。脚本は映画「キャタピラー」「東京女子図鑑」などの黒沢久子氏、演出は金井紘氏、石井祐介氏、相沢秀幸氏。
最終回は、身に覚えのない不正献金疑惑や「ニューポート計画」反対などで市長・智子(篠原)の人気は急落し、ついには「民衆の敵」というレッテルまで貼られる。和美(石田ゆり子)は、ニューポートを造りたがっているのは、藤堂(高橋一生)の実家ではないかと疑い始める。しかし、智子は藤堂は味方だと信じていた。そんな中、和美が藤堂に呼び出される。藤堂は犬崎会派の政務活動費の領収書コピーを大量に持ってきていた…という展開だった。