「ET―KING」いときん、5カ月ぶりステージ復帰 肺腺がんで療養中
2017年12月28日 21:09
芸能
約5カ月ぶりのステージは本編2時間の公演の後、アンコールならぬ“いときんコール”が1500人のファンから2分間。いときんが白い法被、白いシルクハットで登場すると客席から「お帰り〜」の声が飛び、いときんは深々とお辞儀。その後、「巡り合いの中で」「新恋愛」をメンバー5人で熱唱。以前と変わらぬ元気なところを見せた。
「癌の治療は体温を上げること。こんなに体温が上がったのは久方ぶりです」と話すと客席から大きな拍手。「最高の気分。ありがとう。ありがとう。ありがとう」と言葉を噛みしめた。その後は自分のこれまでの不摂生を戒め「病気になったことで、いろいろなことを見直しました。みんな、自分の身体を大切にして」と。さらに「今のボクを治してくれてるのは仲間です。ホンマにありがとう」とメンバーへ感謝の言葉を贈った。
締めくくりの曲は「ギフト」。客席に向かって「一生、忘れられん夜にしたってや〜」と大阪弁で絶叫。歌い終わると再度のアンコールの中、法被とTシャツを脱ぎ捨て、筋肉隆々の身体を見せて、「ムキムキマンか」と客席から大歓声。ファンに「生きろ〜、という元気をくれ」と呼びかけ、ファンが発した「生きろ〜」の声を前身で受け止める格好を見せた。「力、もらえました。しっかり身体を作り直して、ステージに立ち続けることが皆さんへの御礼やと思います。ありがとう。エエ年になりました。生きるで。ありがとう」と再起を約束した。
いときんは先月22日配信の最新曲「こっちこい」、来年4月25日リリース予定の最新アルバム「LIFE」など、全曲のレコーディングに参加していた。