がん闘病5カ月 いときん復帰、ファン「生きろ〜」再起を約束
2017年12月29日 05:30
芸能
「がんの治療は体温を上げること。こんなに体温が上がったのは久方ぶりです」と話すと客席から大きな拍手。これまでの不摂生を戒め「病気になったことで、いろいろなことを見直しました。みんな、自分の体を大切にして」。さらに「今の僕を治してくれてるのは仲間です。ホンマにありがとう」とメンバーへの感謝の言葉も口にした。
締めくくりの曲は「ギフト」。歌い終わると再度のアンコールの中、法被とTシャツを脱ぎ捨てて体を見せ、「“生きろ〜”という元気をくれ」と呼び掛けた。ファンからの「生きろ〜」を全身で受け止めるポーズを見せ、「力、もらえました。生きるで。ありがとう」と再起を約束した。
いときんは7月、細胞診などの検査を受け、肺腺がんと診断。同26日に大阪市内の病院に入院した。8月3日 治療に専念するため、年内のライブ活動を休止すると発表した。
≪ざこばは1月2日に一門会≫ざこばは5月に脳梗塞を発症して倒れ、搬送されたがその後回復し、7月31日に退院。入院中の同29日には神戸市内で開かれた落語会で仕事復帰した。MBSテレビでレギュラー出演する情報番組「ちちんぷいぷい」にはナレーションで復帰し、今月には関西テレビの年末特番でロケ復帰。和歌山・那智勝浦を訪れた。来年1月2、3日には正月恒例、大阪・サンケイホールブリーゼでの「桂米朝一門会」があり、ざこばは初日(2日)に出演する。所属事務所によると、落語を披露する予定という。ざこばは病気を機に禁酒を続けてきたが、9月の誕生日に医師から解禁された。関係者によると「一日に多くて3合。1時間に1合のペースでゆっくり楽しんでいる」という。