渡辺直美　まさかの初紅白歌唱に「謎な行動　異常空間」

 【第６８回ＮＨＫ紅白歌合戦　リハーサル （ 2017年12月29日    ＮＨＫホール ）】 ３回目の出場となるＡＩ（３６）は渡辺直美（３０）とのコラボ曲「キラキラ」を披露する。 　リハを終えたＡＩは「（コラボは）楽しすぎて、見るたびに笑わせてくるので、笑いすぎて歌えないこともあるので、ちょっと目線をずらしながら本番は行こうかなと」。渡辺も「去年の楽屋トークで何か一緒にできたらいいねって話していたので、縁があってコラボさせていただくことになって、それで紅白で歌を歌うという、謎のね…行動というか」と苦笑。「めちゃくちゃ緊張してるんですけど、リハーサルも緊張して。ＡＩさんが横にいて歌えてますけど、本番まで調整していきたい」と話すと、ＡＩは渡辺のパフォーマンスに「余裕です！」と太鼓判を押した。

　渡辺の歌声について、ＡＩは「歌声聞いた時にびっくりした上手だし。凄い頑張り屋さんだし、多忙な中でレコーディングしていただいて。一緒にできて光栄だったし、楽しかった。踊りもできて、歌もできて、モノマネも。なんだ歌もうまいのか。マルチで」と賞賛。ＡＩの活動にも影響を与えたのでは？との声にも「かなり！」と即答。その言葉に渡辺は「ホントですか？凄いほめ上手なんですよね。嬉しいです」と笑顔を見せた。

　まさかの紅白での歌唱というチャンスに恵まれ、渡辺は「（紅白は）異常空間」とポロリ。「数々のアーティストの皆さんが立っている舞台ですし、今回ももちろん、凄い皆さんが立っている場所に一芸人が歌を歌いに立つというのは、ちゃんとしっかり表現しないといけないなと。一番特別なステージ、緊張感がある」と気を引き締めた。

　２０１７年の締めくくりは紅白のステージとなった渡辺は２０１８年の抱負を聞かれ、「歌はちょっとやっていきたいなと。アハハハ」と大笑い。「ＡＩさんプロデュースでソロでの出場を目指す？」と質問が飛ぶと、「そうですね」とニヤリ。「まさかのＡＩ切り捨てるみたいな…」ともらすと、ＡＩからも「私もちょっと休みたかった。どんどん歌ってほしい」とエールを送られ、渡辺は「２０１７年は新しいことをやらせてもらったので、２０１８年も続けていけたら」と話した。安室奈美恵（４０）が特別枠で出演することについて、ＡＩは「全身全霊でエールを送りたい。とにかく楽しみ」と心を踊らせた。