日テレ4年連続で年間視聴率3冠!レギュラー番組の“リ・ブランディング”奏功
2018年01月02日 11:15
芸能
16年:全日=8・4%、ゴールデン=12・3%、プライム=12・0%
15年:全日=8・6%、ゴールデン=12・6%、プライム=12・5%
14年:全日=8・4%、ゴールデン=12・6%、プライム=12・5%
視聴習慣が根付き、レギュラー番組が引き続き好調。日曜夕から夜の「笑点」「真相報道バンキシャ!」「ザ!鉄腕!DASH!!」「世界の果てまでイッテQ!」「行列のできる法律相談所」「おしゃれイズム」が最強のタテの流れで、今年も変わらぬ強さを示した。
特に「イッテQ!」は番組歴代2位の22・5%(2月5日)を筆頭に、20%超えを18回も記録。5月7日〜6月25日には驚異の番組新記録となる8週連続大台超えをマークした。
4月改編で、土曜夜は29年間続いた土曜午後9時のドラマ枠と同10時の「嵐にしやがれ」を入れ替え「天才!志村どうぶつ園」「世界一受けたい授業」「嵐にしやがれ」と3連続バラエティーになったが、これが奏功した。3番組とも2桁の日が多くなり、日曜夜のようなタテの流れを築きつつある。
帯番組は朝の情報番組「ZIP!」、夕方のニュース番組「news every.」が堅調。
ドラマは水曜10時枠が堅調。1月期「東京タラレバ娘」、7月期「過保護のカホコ」、10月期「奥様は、取り扱い注意」が2桁をマークした。しかし、土曜10時枠、日曜枠(後10・30)は年間を通じて苦戦した。ドラマのコンセプトなど、ターゲットとしているファミリー層へのアプローチに改善の余地がありそうだ。
同局編成局は「2017年は4月改編で『土曜ドラマ』と『嵐にしやがれ』の枠入れ替えや『ザ!世界仰天ニュース』の枠移動、そして月曜GP番組の枠時間変更などを実施し、レギュラー番組の『リ・ブランディング』にこだわった年でした。40回目を迎えた『24時間テレビ』では、様々な企画に挑戦し、歴代2位タイとなる平均視聴率18・6%を獲得することができました。このように『進化』に向けた取り組みの結果、2014年から4年連続となる年間世帯視聴率3冠王が達成でき、大変うれしく思っています。今後も現状にとどまることなく創意工夫を積み重ね、視聴者の皆様の期待に応えるべく尽力していきたいと思います」とコメントした。