杉本昌隆七段 弟子の藤井聡太四段が今年中にタイトル挑戦者になる可能性は「40〜50%ぐらい」
2018年01月05日 15:42
芸能
4月に高校生となる愛弟子の棋士としての今後については「両立に関しては中学生でもやっていたから心配はしていない。ただ、高校生になるんで対局も増えるのが」と精神面より、体力面を少し懸念していることを明かした。ただ、高校生活については「将棋界以外のことを学ぶことも必要。学校で勉強し、仲間を作ってくれれば」と今後も温かく見守る姿勢をみせた。
一方、今の藤井の棋界における順位付けについては、個々の技術面だけを見れば棋界でベスト10に近いところにいるが「将棋は総合力。まだ経験が浅く、トータルで見れば20〜30位ではないか」と分析。それでも今年中の8冠タイトル挑戦については「今の棋界には強い棋士が多いが…40〜50%の間くらい。もしかすると、もう少し低いかもしれないが」と説明。ただし「昨年1年はすごく成長した。今年も同じくらい成長すれば」と条件を挙げた。また、「今年中に五段に上がるのが彼のノルマ」と叱咤激励も忘れなかった。