ABC道上アナ 星野仙一氏との思い出語る「弱い立場の人には優しかった」
2018年01月08日 16:46
芸能
「会った人を引きつける力、目力や政治力のある人だという印象だった」。星野氏と同様、道上アナも母子家庭で育ったことで、共感する部分があったようだ。「中日ベンチから阪神側を見てどう映ってたのか」との質問には「3連戦で1つでも負けたら3連敗したような気になっていた」と星野氏からハッキリ言われてショックだった。その敵将が阪神監督に就任。「まさか引き受けるとは思わなかった」。交流が深まり、裏方さんや選手に対する気配りを間近に見て「弱い立場の人には優しかった。巨人を勇退する原(辰徳)監督を本塁ベース上で抱きしめた姿を見て、しみじみ感じた」と星野氏の優しさを痛感したそうだ。
最後に会ったのは星野氏が楽天のフロント入りした後。「仙台の球場へ行くと“珍しいなあ。楽天ファンになったの?”と聞いてきた。その時、阪神と楽天で日本シリーズをやりましょう、と別れたけど、それが最後になるとは」と残念そうに肩を落とした。