大河ドラマ「西郷どん」初回視聴率は15・4% 「直虎」初回下回る
2018年01月09日 09:53
芸能
一方、午後6時から放送されたBSプレミアムの視聴率は4・9%。BS、総合テレビの同日放送が始まった12年以降、最高となった。異例の5%台を連発した16年「真田丸」の初回BS視聴率3・3%を大きく上回った。
大河ドラマ57作目。直木賞作家・林真理子氏(63)の小説「西郷どん!」(KADOKAWA)を原作に、幕末から明治維新のヒーロー・西郷隆盛(鈴木)の激動の生涯を新たな視点で描く。NHK連続テレビ小説「花子とアン」、テレビ朝日「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」などで知られる中園ミホ氏(58)が初の大河脚本に挑戦。演出は野田雄介氏ら。
第1話は「薩摩のやっせんぼ」。1840年(天保11)、薩摩の国。西郷小吉(渡辺蒼)は大久保正助(石川樹)ら町内の仲間と学問や剣術を磨く日々を過ごしていた。「妙円寺詣(まい)り」という薩摩藩最大の行事の際、一番乗りで寺に到着した小吉たちは褒美をもらい、薩摩藩の世継ぎ・島津斉彬(渡辺謙)と運命的な出会いをする。しかし、小吉は恨みを持った他の町の少年に刀で肩口を切られ、二度と剣が振れなくなる…という展開だった。