広瀬すず「anone」で難役挑戦、憧れ坂元裕二氏作品出演の喜びと覚悟
2018年01月10日 10:00
芸能
初回放送を前にプロデューサーの次屋尚氏がインタビューに応じ、広瀬の印象について語った。「『Mother』では松雪泰子さん、『Woman』は満島ひかりさんが主演を務め、次作は10代を主人公にしたいと坂元さんと制作サイドの意向があり、広瀬すずと交渉して決めました」と出演決定までの経緯を説明。
「彼女は『Mother』も『Woman』も大好きなドラマだといい、坂元作品の主人公というオファーが自分に来るなんて思ってもみなかったそうです。最初は“私が坂元作品の中心人物になれるのかな…”と悩んでいて、彼女には“そのままの広瀬すずでいい”と伝えました。“10代最後、あなたの全ての魅力をこの作品で見せてください”と話したら“分かりました”と答えてくれました」と現場でのやりとりを明かした。
作品は田中裕子(62)、瑛太(35)、小林聡美(52)、阿部サダヲ(47)ら実力派が脇を固める。広瀬の現場での様子について「まだまだ緊張気味ですが、少しずつ慣れている感じです。大御所の出演者が多いので、座長の威厳はありませんが、一生懸命頑張ってますね。台本をしっかり読み込んで撮影に臨んでいます」と語った。
広瀬は9日に更新した自身のブログで「坂元裕二さんが書いてくださる台本にある台詞(せりふ)が、やっぱり好きで。4話の台本をいただきまして、また、人の台詞まで言いたくなって、ひとり部屋でちっちゃい声で阿部サダヲさんの台詞言ってる」と心酔ぶりを告白。「こんな機会、なかなかないので、ありがたいことに、そうなんです。楽しみたいと思います」と意気込みをつづった。
19年度前期のNHK連続テレビ小説「夏空」のヒロインにも決まった広瀬が、憧れの坂元作品で研さんを積む。