元力士・若ノ城の現在 糖尿病、腎不全…“未来の横綱候補”の壮絶闘病
2018年01月12日 11:00
芸能
デビューから2場所目の92年3月に序の口優勝、95年9月に十両昇進、97年9月に幕内昇進と順調な出世街道を歩んでいたが、デビュー前から患っていた持病の糖尿病が悪化。成績次第で三役も狙えた98年の春場所で5勝10敗と大きく負け越すと、そこから相撲人生が大きく狂い始める。
04年に31歳の若さで現役引退。サラリーマン生活を送っていた33歳の時には突然背中に激痛が走り、医師から告げられた病名は「腎不全」。5年後の生存率は30%と宣告される。
助かる方法は腎臓移植しか残されていないという絶体絶命のピンチ。その窮地を救ったのは実の母親だった。腎臓移植から11年。若ノ城は、63歳という高齢で息子に腎臓を移植した母親と故郷・沖縄で再会。カメラの前で母と子の知られざる人間ドラマが明らかになる――。