坂東玉三郎 ぜいたくな公演い「客席との距離が近く、日本の良さを再認識できる」

2018年01月19日 15:13

芸能

坂東玉三郎 ぜいたくな公演い「客席との距離が近く、日本の良さを再認識できる」
京丹後での舞踊公演をPRする坂東玉三郎 Photo By スポニチ
 歌舞伎俳優・坂東玉三郎が3年目となる「京丹後特別舞踊公演」を5月19、20日、京都府丹後文化会館で行うことになり19日、大阪市内で記者会を開いた。
 収容人員1000人の小さな会館で玉三郎が3曲踊るぜいたくな公演。玉三郎にとっても刺激になるようで「客席との距離が近く、反応が独特。鴨川沿いとは違う京都で、日本の良さを再認識できます」。

 現地では高級絹織物、丹後ちりめんの反物を探すのも楽しみだそうで「都会では出会えない種類がいっぱい。蔵に入っては家捜ししてるの」と笑った。それでも、後継者不足などから、着物文化が先細りしていく現状を嘆いており「こないだ、お台場に行ったらコミケ(コミックマーケット)? に出くわして感動しました。自分じゃない自分になって人と触れ合う…。あれはある種、歌舞伎ね。行ってみたい」とはしゃいでいた。

 公演では口上に加え「雪」「葵の上」「鐘ケ岬」の3曲を踊る。
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