小室が引退発表 KEIKOとの離婚は否定「愛情深くなっている」
2018年01月20日 05:30
芸能
――引退の2文字が浮かんだ時期は?
「左耳の耳鳴りが消えなくて体調が悪くなった。介護と両立する限界を(昨年)8月に感じた」
――引退表明は週刊文春の不倫疑惑報道がきっかけか?
「そうですね。(引退する)気持ちを持っていたのと、皆さんにご迷惑をおかけしたので」
――不倫疑惑が報じられた女性とは現在は連絡を取っているか?
「事務的な連絡はせざるを得ないので取っている。誤解を招かないように今後は戒めていく」
――KEIKOには納得してもらえているか?
「話は全部してある。理解してもらえるかはこれから」
――女性と肉体関係はないといっているが、腕を組んでいたり、一緒に寝たりというのはどういうことか?
「体調不良できてもらっているので、一般の男性が女性を招くというのとは…そういう感覚で招いたわけではない。誤解を招く形になってしまった」
――女性は精神的な支えだった?
「お恥ずかしい話ですが5年、6年、普通の男性としての能力がなくて、精神的なものの支えが必要だった」
――KEIKOにはいつ報告した?リアクションは?
「簡単な単語で、こういうことだと(説明した)。ゴメンねとか、分かったよ、みたいなことであったりとか、これはやだなとか、短い言葉のやりとりを昨日までしていた」
――どのくらい理解してもらっていると思う?
「会話が正常にできるときが年に数回ある。そのときに“私、普通じゃないよね”と言うことがある。寛容でいてくれるところが脳のどこかにあるのかなと、甘えていたと思う」
――離婚も考えているか?
「いまの子供のようなKEIKOへの方が愛情は深くなっている。いま僕の頭の中にはそういった大人の言葉(離婚)は浮かんでこない」
――引退を決断するまでの5日間について
「文春さんが起爆剤になっていただいたというのは言い方が変かもしれないが、(引退という)頭をもたげていたものが急にさらに出てきた。どう生きていくか、ずっと自問自答していたので。ある種の引き金になったのかなと」
――活動休止という選択肢はなかったか?
「いけないことをしてしまった時には自分で最大限できることをしなければいけないかなと。僕の中の最高、最大の結論になってしまったのかなあ」
――女性への感情は?
「甘えていたと思う。好意も持っていたと思う。感謝もしていますが申し訳ない気持ちでいっぱい」
――女性は何と言っているか?
「(会見を)見守っている、と」
――引退は話した?
「もったいない、と言っていました」
――KEIKOとはまだ会ってない?LINEだけ?
「はい。(会うのを)急ぎます」
――34年の音楽人生を振り返って
「90年代のさまざまな数字があるが、それがまったく絵空事というか、実感がないというのが正直なところ。引退を発表した安室奈美恵さんですとか、いろいろなヒット曲を歌ってくれた方たちへの楽曲を通しての思いはひと言では計り知れない」
――一番うれしかったこととつらかったことは?
「90年代にいろいろな方が歌ってくれたヒット曲をみんな楽しんでくれる姿を見ることが一番幸せ。一番つらいのは今日」
――安室の引退が自身の判断に影響した?
「安室さんの引退宣言は非常に理解できた。美学を貫くという意味では、非常に素敵だなと思いました。自分もいずれ、素敵な形で身を引けたらなとは正直思った」
――今後、ファンとつながりを持つ場はあるのか?
「世論の比率の割合による。生き恥さらしてもいいから音楽作れよ、という意見が何割あるのかで」
――音楽業界や後進の音楽家に伝えたいこと
「(昨)年末に(曲を)制作できた。もし発表できる状況になれば、多少気に入っていただけるというか、自分の中で基準を超えた曲ではあると思う。欧米の音楽が盛り返しているというニュースも聞いている。(日本も)それに沿った活動をされていくといいんじゃないかなと思う」