「抱かれたくない男」から一変…出川哲朗 同業者も認める愛されキャラ
2018年01月29日 11:30
芸能
松村邦洋のインタビューをした時のこと。50歳という年齢を迎え、今後どうしていきたいか聞いたところ「後輩がいっぱいいますが、先輩づらして…ではなく、これからお世話になるかもしれないから。年下にいじってもらったりするのはありがたいですよ」と語り「出川さんみたいなポジションが一番すばらしいですね」と続けた。
また、大ベテランの関根勤(64)に話を聞いた際にも、その口から期せずして「出川」の名前が出た。
関根が芸能活動を続ける上で、モットーとしているのは「芸は健康の中にあり」ということ。格闘技好きの関根らしく、空手家・故大山倍達氏の名言である「技は力の中にあり」を、自分なりにアレンジしたという。「健康じゃなければ芸なんかできない、人を笑わせるなんてとんでもない」。そして「出川くんみたいに、椎間板ヘルニアの時でさえ面白い人がいましたけど、あの人は別格だから」と笑みを浮かべた。
ブームとさえいわれる出川人気だが、決して一過性のものではないだろう。他人の悪口などで笑いをとるのではなく、親子で見て楽しめる愛されキャラ。今後も「抱かれたい男」に選ばれることはないだろうが、子供たちにとって「面白いおじさん」であり続けてほしい。 (記者コラム)