「バイプレイヤーズ」P帯昇格も視聴率は意識せず「ユルさ貫くのが挑戦」らしさ最優先
2018年02月07日 08:00
芸能
前回は、6人が共同生活を送る“おじさんだらけのテラスハウス”として話題に。今回は、テレ東制作の朝ドラ「しまっこさん」で共演することになった5人がロケ地を間違えて無人島に漂流し、サバイバル生活を送るというストーリー。
「バイプレイヤーズ」は全5話ながら、日本テレビの看板枠“水10”「anone」第5話以降と激突。深夜枠だった前作と異なり、視聴率も注目されるが、浅野氏は「視聴率は意識していません」とし、その理由を説明した。
松重が今作について「愛も感動もありません。スリルもサスペンスもありません。ただただ、おっさん5人でワチャワチャしているだけのドラマです」とコメントした通り、視聴者に“おじさん萌え”を呼んだ前回のユルい世界観を踏襲。浅野氏も「プライムタイムの連ドラに革命を起こすためにも、徹底的にユルいまま、やらせていただきます」と宣言した。
「プライムタイムに上がり、より多くの方に見ていただきたいがために、深夜のユルさがなくなったと言われることの方が心配。前作の精神のまま、ユルさを貫くのが今作の挑戦。通常のドラマはカタルシスやハラハラ・ドキドキのシーンを置いておけば安心なんですが、今回はプライムタイム色に染めるのは全然本意じゃなかったので。第1話だと、ただただ5人が無人島をさまよっているだけ。怖いといえば怖いですが、ユルさがなくなったら『バイプレイヤーズ』じゃなくなる。だから、視聴率は意識していないですね。そう言うと、テレビ東京さんには怒られてしまいますが」と視聴率への“保険”をかけず“らしさ”を最優先。「もちろん、視聴率が取れればありがたいです。何か、おもしろそうなことをやっているから見てみようという人が増えていただければいいと思います」と期待した。
確固たる信念で、再び旋風を巻き起こす。