羽生、井山氏に栄誉賞授与 首相「国民に夢と感動」 将棋、囲碁界で初
2018年02月13日 18:31
芸能
羽生氏は昨年12月、永世竜王の資格を獲得、永世称号の規定がある七つのタイトル(竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖)全てを手にした。埼玉県出身で1985年に15歳でプロ入り、3人目の中学生棋士となった。96年には初の全七冠独占を成し遂げた。
井山氏は昨年10月、名人を奪還し、七大タイトル(棋聖、名人、本因坊、王座、天元、碁聖、十段)を同時制覇する全七冠に復帰した。大阪府出身で2002年に12歳でプロ入り、09年には名人を最年少の20歳4カ月で奪取、注目を集めた。
国民栄誉賞は芸能や文化、スポーツなどの分野で功績を挙げた個人・団体をたたえるため、1977年に創設された。受賞は26例目で将棋、囲碁界では初めて。